ラスプーチンとは!
シベリアの貧農の子として生まれ正規の学校教育は受けなかったがったが、
知力は優れてて、その眼力でたびたび村人を驚かせていた
そのごあちこちで修行してますますたぐい稀なる能力を身につけた

ユスーポフ公爵が怪僧ラスプーチンを自宅に招いて
暗殺する場面の有名なお話
このことがこの宮殿が有名な理由のひとつだそうです、
ワインに毒を混入して毒殺しようとししたけど
この毒はなぜか効かなかったので、
この後、上の階で待機していた仲間達が駆けつけて4発の銃弾で殺して
冷たいネヴァ河に放り込んだそうです

サンクトでは、何度も暗殺、謀略、失脚などの話を聞いたことか!
そんな時代だったのね
神秘的な占いや呪術、もちまえの雄弁によって奇蹟を行う行者として上流社会たちまち評判になり、
皇帝ニコライ二世の耳にもはいって招かれ、幼い皇太子の命を
救って以来、皇后の信頼を得て、宮廷内でもわがもの顔に振舞って、人事にまで口を出して
秘密警察に「醜態の限りを尽くした淫蕩な生活ぶり」と皇帝に話したけど
取り上げもらえず、反ラスプーチンの貴族によって暗殺されることに
なったそうです

ユスーポフ宮殿
サンクトペテルブルグの美しい宮殿の一つでモイカ川沿いに建てられてます
帝政ロシア時代50もの宮殿を持っていたといわれる大貴族ユスーポフ家が
18世紀及び19世紀に所有していたものです
宮殿の内装は保存され
セレモニーホール、絵画の部屋、そしてプライベートな劇場などもあります

ユスーポフは、ここの階段だけ欲しいからこの宮殿を買ったとガイドさんが説明してくれた
なんと贅沢な!(笑)
大きな宮殿じゃないけど贅をつくした内装で、
小さなお部屋がたくさん、家具などもアンテークな感じで素敵だった
今まで見た宮殿と違って、椅子やチェスト、台所もも実際つかわれてたように、
古びていて生活観があって良かった

修復が終わって2001年から一般公開されていますが、
見学には事前予約が必要です
何処でも日本人がたくさんいましたが、ここでは会いませんでした
日本人にとってポピュラーなコースじゃないかも?
椅子の布が使われて薄くなってたり
テーブルの一部が剥がれてたり、この生活観や
家具や調度品、壁などの細部を伝えたかったけど
小さな画像じゃ無理だね

泉がある部屋もあった、お風呂みたいでしょ!
このホールでは、実際に
時間ごとに、観光客のための
コンサートが開かれて
CDも売ってました

劇場が個人のお家に!
ここも舞台と客席が同じ広さなんだよ
内装も豪華で、普通の劇場と同じです
現在でも音楽会等に使われてるそうです
↓皇帝がお見えになったときの席です
この宮殿は、シャンデリアで有名だそうです
大きな派手なのじゃなくて、小さいけど
雰囲気の良い、シャンデリアがあった
緑の部屋、赤の部屋、青の部屋と見事に色分けされてました
フェリックス・ユスーポフ家の写真がたくさん
モノクロで古いけど、今の写真より技術が高そうに思えた
↑の絵は、壁に直接描かれてるんだよ
ロシアでは、宮殿でも教会でも
ステンドグラスはほとんど見なかった
ここには、きれいなステンドグラスがあった
パパの胸に貼ってるのは「写真撮影にお金払いました」シールです
でもね、最初の数箇所で、何度「見せて、見せて」といわれた事か?
エミリーの「おもしろ話」にも書いたけど、
「待て」「並べ」「まわりのロープに触るな」一番指示が多い宮殿でした
ロープにちょっとでも触れると「ビー」警戒音が出たし
近頃、指示されるのに慣れてないエミリーにとって
「えっ又」いい加減にしてよ!こんな感じだった(笑)
熱心そうにガイドさんの説明を聞くエミリーでした